フリーランスエンジニアの単価交渉って可能?どうやるの?実例を元に解説

フリーランスまとめ
スポンサーリンク

こんにちは、いなリモです。

「同じ案件を何年も続けているのに、単価がずっと変わらない」——エージェント経由で働いていると、あるあるではないでしょうか。

いなリモ
いなリモ
私も3年ほど同じ案件に入っていますが、こちらから動くまで単価の話は一度も出ませんでした。

この記事では、私が案件を継続したまま月5万円の単価アップに成功したときの流れを、再現できる手順に落として解説します。

この記事で分かること

  • 単価が自動では上がらない理由
  • 単価交渉を成功させる5つのステップ
  • 交渉のタイミングと希望額の決め方
  • 断られたときにやること

そもそも、単価は黙っていても上がらない

最初に大前提です。エージェント経由の案件で、単価は基本的に自動では上がりません。

理由はシンプルで、単価を上げる動機がある人が誰もいないからです。

  • クライアント:今の単価で回っているなら、わざわざ上げる理由がない
  • エージェント:こちらから言われない限り、交渉を持ちかける手間をかけない
  • 自分:言い出しにくくて先延ばしにしてしまう
いなリモ
いなリモ
私より長く同じ案件を続けている人でも「単価交渉なんてやったことない」という人がほとんどでした。もったいない…!

裏を返せば、自分から意思表示するだけで、周りより一歩前に出られるということです。

単価交渉を成功させる5ステップ

私が実際にやった流れを、5つのステップに分けて紹介します。

ステップ1:分かりやすい実績をつくる

実績がないと交渉のテーブルにつけません。ただし、「指示された作業をこなしていた」だけでは弱いです。

重要なのは、日々の業務にプラスアルファして「誰が見ても分かる実績」を意識的に作ることです。私の場合は次のような動きを実績にしました。

  • 未経験だった技術を自主的にキャッチアップし、担当できる業務の幅を広げた
  • 担当業務のナレッジをドキュメント化し、チームメンバーにレクチャーした
  • チームのリーダー的な役割を引き受けた
実績は「作った瞬間」に必ずメモしておきましょう。交渉のときに思い出そうとしても、細部は意外と出てきません。日付・状況・成果をセットで残しておくと、後のアピール文づくりが一気に楽になります。

ステップ2:交渉のタイミングを見極める

いつ切り出すかで、通りやすさが変わります。おすすめは次のタイミングです。

  • 契約更新の1〜2ヶ月前:エージェントとクライアントが次期の条件を調整する時期に重なる
  • 大きな成果を出した直後:リリース完了、障害対応、体制の立ち上げなど、貢献が記憶に新しいうち
  • クライアントの期初・期の変わり目:予算が見直されるタイミング
避けたいのは、案件の炎上中やメンバーが減って忙しい時期。「この状況で金の話?」という印象になり、心証を損ねます。

ステップ3:希望額を決める

「いくら欲しいか」を先に固めます。判断材料は2つです。

  1. 市場相場:レバテックフリーランスなどの大手エージェントは、職種・スキル別の想定単価を公式サイトで公開しています。まず自分のスキルセットの目安を把握しましょう。
  2. 現単価からの上げ幅:一般的には現単価の +10〜20% が現実的なラインと言われます。
いなリモ
いなリモ
私は5万円アップを希望して満額回答でした。今思えば、思い切って10万円と言ってみてもよかったかもしれません。

最終的にはクライアントの予算次第なので、遠慮して低めに伝える必要はありません。希望は希望として、はっきり出しましょう。

ステップ4:エージェントに意思表示し、アピール文を渡す

交渉の窓口はエージェントです。まずは「単価交渉をしたい」と明確に伝えるところから。ここを曖昧にすると何も始まりません。

そのうえで、エージェントはあなたの日々の働きを細かくは把握していないので、交渉材料を「アピール文」としてまとめて渡します。ステップ1でメモした実績をベースに作りましょう。

アピール文の骨組み(例)

  • 担当範囲の変化:参画時は◯◯だけ → 現在は△△まで対応
  • 定量的な成果:レビュー指摘◯%削減 / 対応リードタイム◯日短縮 など数字で
  • チームへの貢献:ナレッジ整備、オンボーディング、リーダー業務
  • 継続意思:この案件を続けたい、そのうえでの相談であること

文章を考えるのが面倒なら、生成AIにメモを渡してドラフトを作らせるのが早いです。ただし、AIっぽさは読む人には伝わるので、最後は必ず自分の言葉に直してください。

ステップ5:結果を待つ/ダメだったときの動き

あとはクライアントの回答待ちです。私の場合は1週間ほどで「満額OK」の返答が来ました。

もし希望が通らなかった場合も、交渉して終わりにしないことが大事です。

  • 次の交渉時期を握る:「では次回の契約更新時に改めて」と約束を取り付ける
  • 通らなかった理由を聞く:予算なのか、評価なのかで次の打ち手が変わる
  • 並行して他案件の相場も見ておく:今の単価が適正か、客観的に判断できる
一度断られると気まずくて言いづらくなりますが、交渉したこと自体でマイナス評価になることはまずありません。淡々と次に備えましょう。

単価交渉でやってはいけないNG3つ

  1. 感情的に伝える:「安すぎる」「割に合わない」と不満をぶつける形にしない。あくまで実績ベースの相談として。
  2. 根拠なしに大幅アップを要求する:相場も実績も示さずに「倍にしてほしい」は通らないし、信頼を失う。
  3. いきなり退場をちらつかせる:「上げてくれないと抜ける」は最終手段。多用すると扱いにくい人と見なされる。

交渉が通りやすい人の特徴

私の周りを見ていると、単価が上がっていく人には共通点があります。

  • 頼まれていないことも拾って、担当範囲を自分から広げている
  • 自分の成果を言語化してストックしている
  • 「この案件を続けたい」という意思をちゃんと伝えている
  • 交渉を"お願い"ではなく"対等な相談"として持ちかけている

スキルだけでなく、「一緒に働き続けたい」と思わせられるかが地味に効いてきます。

よくある質問

Q. 参画してどのくらいで交渉していい?
A. 明確なルールはありませんが、目安は半年〜1年。私は1年半のタイミングで交渉しました。分かりやすい実績が1つでもできていれば動いてよいと思います。

Q. 交渉は何回でもしていい?
A. 常識の範囲であれば問題ありません。ただし毎回の契約更新で必ず、というより「実績が積み上がったタイミングで」の方が説得力があります。

Q. エージェントを変えた方が単価は上がる?
A. 案件を変えれば上がることもありますが、慣れた環境を手放すコストも大きいです。まずは今の案件で交渉してみて、それでも動かないなら他エージェントの相場と比較する、という順番がおすすめです。

まとめ

いなリモ
いなリモ
「単価交渉する!」と決めて意思表示すること。まずはそこからです。
  • 単価は黙っていても上がらない。動いた人だけが上がる
  • 実績づくり → タイミング → 希望額 → 意思表示+アピール文 → 結果待ちの5ステップ
  • 断られても、次の交渉時期と理由を押さえて次につなげる

同じ案件で長く働いているなら、単価交渉は十分に狙えます。皆さんの単価が上がることを祈っています。

いなリモ

地方からフルリモートでフリーランスエンジニアをやっています

中小SES(7年) → 大手メガベンチャー(2年) → フリーランス(3期目)

年収推移
480万 → 600万 → 1000万いかないくらい

田舎からフルリモートでフリーランスという働き方が大好きで、同じような働き方をしてみたいという方に情報を伝えたいと思い、このブログを作成しました

フリーランスを検討している、都会から地方にUターンor移住したいという方の参考になれば幸いです!

いなリモをフォローする
フリーランスまとめ
シェアする
いなリモをフォローする

コメント