地方からフリーランスエンジニアをしている、いなリモです。
地方でフルリモートのフリーランスを始めて3年ほど経ちました。「東京に住まなくてもエンジニアを続けられるのか?」という疑問に、実体験で答えます。

- 地方フルリモートの具体的なメリット(家賃比較つき)
- デメリットと、私がどう折り合いをつけているか
- 地方フルリモートに向いている人・向いていない人
都会時代 → Uターンまで
地方出身の私は新卒で上京し、SES企業で働いていました。もともと人混みが苦手で、池袋や新宿に出かけては疲れて帰る、という日々。
そう思い立って、地方Uターンを目標に動き始めました。経緯の詳細は 自己紹介記事 に書いています。
メリット
1. 家賃・物価が圧倒的に安い
一番効いたのは家賃です。私はいま 4LDK・戸建・築6年を月11万円で借りています。
同条件を関東で探すとどうなるか、調べてみました。
| エリア | 条件 | 家賃 |
|---|---|---|
| 私(地方・九州) | 4LDK / 戸建 / 築6年 | 11万円 |
| 東京(目黒駅) | 4LDK / 築10年 | 35万円 |
| 神奈川(妙蓮寺駅) | 4LDK / 築6年 | 20万円 |
2. 精神的な余裕
住環境がとにかく静かです。散歩しても人とすれ違いません。仕事中も外の雑音がほぼ無く、集中が途切れにくい。
関東にいた頃には無かった穏やかさで、仕事のパフォーマンスも上がった感覚があります。一人が好き・静かな場所が好きな人には最高の環境です。
3. 案件はフルリモートで問題なく受注できる
私は首都圏の案件をフルリモートで受注しています。
- 地方からフルリモート(出社なし)
- 月単価80万円
- バックエンド開発
- AWS / Java / Spring Boot
Java は案件数が他言語を圧倒しているので、そこは本当に助かりました。フルリモート案件が多い/増えている言語と、少ない言語の傾向は次の通りです。
フルリモート案件が多い・増加傾向
- JavaScript / TypeScript
- Python
- Go
- Java
- PHP
フルリモート案件が少ない
- COBOL
- VB.NET / VBA
- C / C++
これからフルリモートで稼げるようになりたいなら、案件が取りやすい言語へスキルを寄せておくのが安全です。
デメリット
1. 地方在住の案件は少ない
人が集まる場所に仕事は集中します。私が使っている レバテックで地元の案件を検索したところ 11件のみ。しかも多くが組み込み系で単価は55万円程度でした。

フルリモート案件自体が感染症以降やや減っているので、「仕事がなくなったらどうしよう」という不安はあります。私は副業を始めたり、最悪は関東に戻る覚悟をして、精神的な保険にしています。
2. 人脈が広がりにくい
フルリモートだと人と対面する機会がほぼ無くなります。会社員時代のランチや飲み会のような「偶然の出会い」がありません。
キャリアを大きく広げていきたい人には、これは無視できないデメリットです。だからこそ案件の中で存在感を出すことが一層大事になります。
3. 店・イベントが少ない
好きなゲームミュージックのコンサートが近くで開催されない、定期的に行っていたテーマパークが遠くなった、など。外に刺激を求める人には物足りないと思います。
私と妻はインドア派なので、年に1〜2回飛行機で旅行に行けば十分、という感覚です。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 広い家に安く住みたい
- 穏やかに生活したい
- 変化に対応する覚悟がある
向いていない人
- 上昇志向が強い
- 生活に刺激が欲しい
- まだスキルに自信がない
最後に
地方フルリモートは、家賃と静けさという明確なメリットがある一方、案件の少なさと人脈の作りにくさという明確なデメリットがあります。



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